楽しい雰囲気は「相手への尊重」から
今日は、本年の活動の締めくくり、「冬期学習教室」の開講日でした。
当クラブのOBで、現在は三重大学教育学部へ通う学生たちが来てくれて、子供たちの冬休みの宿題などを見てくれました。
とても楽しそうに、みんな生き生きと勉強していましたよ~。
集まった人数は18人。
今回は都合で参加できなかった子も多かったですが、それでも和気あいあいと、楽しい雰囲気のもと、勉強に取り組む子供たちの姿がありました。
〝放課後〟の会話のやりとりから
さて、楽しい雰囲気というのは、どういうふうにして生まれるのでしょうか。
そのヒントを、この日の〝放課後〟の様子に垣間見た気がしましたので、お伝えいたしますね。
学習教室が終わっても、おしゃべりが楽しくて教会に残っていく子供たち。
その子供たちに付き合って、話し相手として、ずっと居てくれる大学生のお兄さん、お姉さん。
その会話のやりとりを聞いていると、とっても心が和みました。
子供たちも、お兄さん、お姉さんも、年齢に関係なく、相手を尊重した言葉のキャッチボールが自然と出来ていたのです。
自分が年上だからといって、上から目線で話すこともなく、また子供だからといって、子供扱いするのでもなく、子供たち一人ひとりの言葉にしっかりと耳を傾け、「すごいね」「やるね」と言って、やる気を引き出してくれていました。
(スポーツ少年団・野球の話題で、特に盛り上がっていました)
一方の子供たちも、お兄さん、お姉さんが何かを話すときは、何かを学び取ろうという気持ちからでしょうか、目を輝かせて話に耳を傾けていました。
笑い声もひと際明るく、楽しい雰囲気とは、そうしたお互いを「尊重」する空気の中で生まれるものなのだと、あらためて感じた一日でした。
そして、この日も、「めっちゃ楽しかった~」と言って帰っていく子供たちの姿がありました。
遊び×学びのミックス効果
当クラブでは、「遊び」と「学び」両面からの育成をモットーに掲げています。
この日も、学習タイムが終わると、大ビンゴ大会で盛り上がりました。
お兄さん、お姉さんが仕切ってビンゴ大会を進めてくれたのですが、子供たちは子供たちで、年長の子が年少の子の面倒を見て、楽しませてあげている姿が印象に残りました。
勉強した後の「遊び」は、ひと味違うのでしょう。
ビンゴしたときの歓声が、参拝場内に高らかに響いていました。
ねえねえ。それにしても、なかなか本題に入らないわね。
そうだね。冬期学習教室がどんな雰囲気だったのか、知りたいよね。
すみません!
お待たせしました。
本題の「冬期学習教室」ですが、今回も大学生たちが、すごく良い雰囲気を作ってくれました。
みんな楽しく勉強できたのでしょう、当初予定していたよりも約30分も延長して行われました。
「ここまで終わるまで頑張る!」
といった声が、あちこちから聞こえ、終了間際でも、数分に一回は、〝先生〟である学生たちに「ここ教えて~」と質問が飛んでくる。
とても充実した勉強の時間になったと思います。
そうした一人ひとりの声に応えて、優しく丁寧に教えてくれる学生たちの姿には、頭が下がりました。
質問しやすい雰囲気がある。
これも、学びを深めていくうえでは、とても大切な要素ですよね。
ところで、学生たちがこの日、指導用に使用したA4ペーパーは十数枚に上りました。
その一部の画像をアップして、今回の記事を終えたいと思います。
子供たちみんな、よく勉強を頑張りました。
そして、先生たち、本当にお疲れさまでした。
ありがとう!
また春休みになったら「春期学習教室」を開きたいと思いますので、先生方、どうぞ、よろしくお願いいたします!
なお本日は、代表が中学生を対象に「現代文の解き方講座」を開いたほか、小学校高学年向けに中学入試問題(算数)を用意するなど、バリエーションに富んだ学習内容となりました。
これからも、当クラブは、さらなる活動内容の充実に努めてまいります。
来年も引き続き、何かとご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。