鼓笛オンパレード【最新情報2023】

鼓笛オンパレードの会場

2023年夏、奈良県天理市で「こどもおぢばがえり」が4年ぶりに開催されることになりました!

鼓笛ファンの皆さん、お待ちかね!

これに合わせて、全国各地の鼓笛隊が集う一大イベント、鼓笛オンパレードも堂々復活です!

あまりご存じのない方のために、少しご説明しますね。

鼓笛オンパレードとは、各鼓笛隊の持ち味を生かしたパレードを審査する場のことです。

例年、海外の団体も含む300隊以上の鼓笛隊が出演しているんですよ~

でも昨年は、コロナ禍ということで、鼓笛オンパレードは特別企画という形での開催となり、出演団体も例年より少なかったのですが、今年は、大勢の団体が出演する雰囲気がそこかしこで漂っています。

活気あふれる鼓笛隊の〝復活パフォーマンス〟が、とても楽しみですね~

この記事では、本年の鼓笛オンパレードの要項について、詳しく記していきたいと思います。

パレードの日程・流れ

本年の鼓笛オンパレードは、7月27日(木)から8月6日(日)までの11日間にわたって開催されます。

連日、先導バンドが午前9時58分に〝開始〟を告げる〝出発のパフォーマンス〟を披露。

その後、10時から各鼓笛隊のパフォーマンスがスタートします。

各鼓笛隊に与えられる時間は、2分30秒。

スタートの合図から1分以内の立奏を可能とし、計150秒以内に演奏・演技を完了させるという内容です。

どの出演団体も、この短い時間に、練習してきた成果をぶつけるのです。

年間トレーニングを積み重ねてきた結晶を、存分に発揮しようと真剣な表情を見せる鼓笛隊の隊員たち!

そうした姿に、毎年、パレード会場には〝感動の輪〟が広がります。

集合・出演時間

その日の出演団体数にもよりますが、鼓笛オンパレードは例年、平日なら午前中、土曜・日曜日なら午後1時くらいまでには終了します。

あくまで目安ですが、本年の出演順別の集合・出演予定時間を記しておきます。

鼓笛オンパレードの集合・出演時間を記したスケジュール表


上記の表は、天理教少年会本部鼓笛活動課発行の鼓笛行事「申し合わせ事項」からの引用です。

なお、出演順は申し込み順で決定されます(幼児隊の申し込みがあれば、幼児隊から出演)。

1日の出演隊数に制限はありません。

申し込みはオンラインにて、6月1日から30日まで受け付けています。

詳細については、同日、鼓笛活動課公式LINEより配信予定の、鼓笛行事「申し合わせ事項」引率者必携を必ずご確認ください。

評価基準・審査発表時間

各鼓笛隊の演奏・演技が終わると、続いて審査発表に移ります。

悲喜こもごも、笑顔あり、涙ありの表彰式です。

審査方法は、審査員8人(全体評価2名、演奏評価3名、マーチング評価3名)の平均点を出し、それぞれの点数に値する賞が授与されるという形式です。

平均点が80点以上で「金賞」、60点以上79.9点以下で「銀賞」、59.9点以下で「銅賞」が授けられます。

また、バトン・ポンポン、カラーガードの演技は、これとは別に審査が行われており、バトンの審査員2名の平均点が80点以上で「優秀演技賞」、カラーガードの審査員2名の平均点が80点以上で「グッドフラッグ賞」が贈られます(いずれも、中学生以下のみの出演団体が審査対象となります)。

鼓笛隊員と指導スタッフにとって、一番ドキドキの瞬間が、この審査発表(表彰式)です。

金賞の賞状を授与された鼓笛隊は、その瞬間、皆「キャー」という歓喜の声を上げ、喜びを爆発させます。

夏のおぢば、お馴染みの〝感動の光景〟です。

この審査発表は、最後の出演団体が演奏を終了して約30分後に開かれます。

会場は、真南棟北側・真南通り(雨天時は真南棟吹き抜け)で行われます。

各隊1人は表彰式会場で待機しておきましょう。

それを踏まえると、全出演団体の演奏・演技の終了、および審査発表時間は、およそ以下の流れになると思われます。

出演団体数演奏・演技終了審査発表時間
10団体10:2510:55~
20団体10:5011:20~
30団体11:1511:45~
40団体11:4012:10~
50団体12:0512:35~
60団体12:3013:00~
70団体12:5513:25~
80団体13:2013:50~

審査発表の時間は、その日の出演団体数にもよりますが、20団体で約10分、50団体で約20分くらいはかかっていたように思います。

この後、演奏・演技等に関して、希望する各鼓笛隊には講評が行われます。

講評の会場は、少年会本部会議室(おやさとやかた真南棟4階)。例年、審査発表後、10分程度経ってから始まります。

この講評前には全体説明会が催され、その場で点数表が配られます。

団参のスケジュール等の関係上、点数表だけをもらい、講評は聞かずに帰るという鼓笛隊もあるようです。

なお、出席できるのは育成会員のみとなっています。

コース詳細〈図面あり〉

本年のパレードコースは、コロナ禍前のコースと同様となっています。

※昨年は別のコースが設けられました

以下のコース図面は、鼓笛活動課配布の資料から載せさせていただきました。

2023年の鼓笛オンパレードコース図面

おやさとやかた真南棟の吹き抜け北側付近が、スタートエリアです。

鼓笛隊は北側、つまり本部神殿の方角へ向かって演奏・行進していきます。

審査席は、スタートラインから進むこと、20~34.4メートル付近に設置されています。

審査員の目が光るこの場所が、鼓笛隊員たちにとっては、一番緊張するところかもしれません。

審査終了ラインは、スタートラインから54メートル先です。

鼓笛隊の隊列の長さにもよりますが、行進する距離は、約64~74メートルくらいになると思われます。

この審査終了ラインを過ぎると、鼓笛隊は音色を響かせることができません。

一旦停止もせず、ワンドラムで行進し、そのまま退場していくことになります。

なお、吹き抜けは、待機隊が並ぶ場所となります。

この待機しているときの時間も、かなり緊張するんですよね……。

ドキドキとワクワク!

そんな気持ちがギュギュと詰まった鼓笛オンパレードです。

練習・音出し・演奏行進禁止区域

【パレードコースでの練習について】

例年、鼓笛オンパレードコースで練習に励む鼓笛隊の姿が見られますが、このコース内での練習時間についても少し記しておきます。

少年会本部によると、練習可能時間は、審査発表後から本部夕づとめの30分前までの予定となっています。

(夕づとめ開始時間は、7月後半が19:30、8月前半が19:15です)

【音出しについて】

午前7:30までは屋外での音出しは禁止となっています。

おやさとやかた真南棟吹き抜けでの音出しも控えさせていただきましょう。

【演奏行進禁止区域】

以下の場所は、演奏行進禁止区域となっています。

歩道橋、病院周辺、天理参考館・おやさとやかた南右第2棟前、西第2広場、民家の建て込んだ狭い路上、神苑内及び別席場周辺、天理図書館周辺、「練習禁止」の看板がある場所周辺、天理本通りアーケード内、布留川周辺、教庁北側駐車場、天理大学周辺

鼓笛オンパレードの期間中は、全国から大勢の子供たちがおぢばに帰ってきます。

青少年の育成に当たる者が、率先してルールやエチケットを守り、子供たちの模範となるよう、つとめさせていただきましょう。



鼓笛オンパレードは、子供たちにとって、練習の成果を披露する場であると同時に、見守る大人たちの温かなまなざし、たくさん受ける格好の機会でもあります。

私ども大人たちは、あふれんばかりの愛情を子供たちに注いで、真夏のおぢばに弾ける一人ひとりの笑顔を、一層輝かせたいものと思います。

今年の「こどもおぢばがえり」には、こぞって参加し、「鼓笛オンパレード」会場で子供たちに温かな声援を送りましょう!

審査中は大きな声は出せませんので、そのあたりはご注意を(笑)

2022年のパレード回顧

鼓笛オンパレードに出演する鼓笛隊員たち

以下の記事は、2022年の鼓笛オンパレードを振り返る内容となっています。

鼓笛活動の魅力を伝える記事にもなっていますので、よろしければ、ご覧ください。



2022年の鼓笛オンパレードは、7月30、31の両日の土日と、8月の土日の計10回にわたって開催されました。

9月7日号の『天理時報』によると、出演団体は88団体(立奏のみの4団体を含む)に上ったそうです。

全国各地から集まった鼓笛隊員は2377人を数えています。

皆、元気いっぱいに〝3年ぶりの晴れ舞台〟に臨み、日ごろの練習の成果を存分に発揮したことでしょう。

私どもの日本橋団御濱鼓笛隊(三重県伊勢市)は、最終日の8月28日、その晴れ舞台に立たせていただきました。

当日の鼓笛オンパレードの様子を、従来からの変更点なども含めて、引率責任者の立場から詳しく紹介したいと思います。

特別企画として開催

天理教本部神殿前で記念写真に納まる鼓笛隊員たち

今年の鼓笛オンパレードは、少年会本部主催のもと、その名称に「特別企画」を付けて実施されました。

なぜ特別企画だったのかと言うと……。

それは、天理教教会本部主催の「こどもおぢばがえり」が、コロナ禍により開催されなかったからだと思われます。

〝子供の祭典〟あっての、鼓笛オンパレードです。

ちなみに、鼓笛オンパレードは「こどもおぢばがえり」の一行事という位置づけになっています。

だから「こどもおぢばがえり」が開催されないとなると、鼓笛オンパレードの実施は〝特別扱い〟となるわけです。

そういう経緯で特別企画となったのかどうか、正式には分かりませんが、いろいろな状況に鑑み、少年会本部が鼓笛隊の隊員たちのために、特別にパレードの舞台を設けてくださったということは確かです。

何はともあれ、鼓笛オンパレードの開催は、実に3年ぶりとなりました。

全国各地の鼓笛隊員にとっては、待ちに待った晴れ舞台が用意されたわけですが、今年出演できた鼓笛隊は88団体に留まりました。

コロナ禍以前は、毎年300隊以上の鼓笛隊(令和元年は311隊)が出演していましたから、それを考えると、今年は約3割の団体しか晴れ舞台に立てなかったということになります。

おそらく、コロナ禍で集まる機会を持てなかったり、合奏練習ができなかったりと、さまざまな理由で、やむなく参加を断念した団体も多かったのではないでしょうか。

印象としては、関西圏内の鼓笛隊の出演が多かったように見受けられました。

変更点① 受付・待機場所

鼓笛オンパレードの受付テント

今年から、鼓笛オンパレードの要項が、コースをはじめ、いろいろと新しく変わりました。

まず受付・待機場所が、従来の「天理参考館南側」から「東泉水プール前広場」に変更となりました。

これまでは、「鼓笛お供演奏」終了後、本部神殿境内地から「天理参考館南側」まで移動するのに徒歩で10分はかかっていましたが、「東泉水プール前広場」なら目と鼻の先です。

重たい打楽器を担いで歩く子供たちにとっては、今年は比較的体力を温存できたのではないかと思いました。

打楽器メンバーには「重たくても歩いてやるぜ」というプライドのようなものがあって、長距離の移動すら〝粋〟に感じていた部分もあったようですが……(笑)。

そして、この受付・待機場所の変更に合わせて、あの〝お馴染みの光景〟が見られなくなりました。

それは何かと言うと……。

鼓笛オンパレードの前日、出演順を決めるガラガラ抽選機の前にできていた長蛇の列です。

コロナ禍以前は、前日の受付時間前から、この抽選機の前に並び、少しでも早い出演順を引き当てようとしたものですが(抽選ですから早い者順にはならないのですが……)、それが今年から、事前のインターネット申込の順番によって、出演順が決定することになったのです。

あのガラガラ抽選機を回すときのドキドキ感、結構好きだったのですが(笑)。

そのため今年は、受付に列をなし、ごった返すという光景は見られませんでした。

しかも、インターネットを通じて申込データを少年会本部に送信しているため、当日に手渡す書類はありません。

鼓笛隊が集合時間までに集まっている。そのことを受付スタッフの方に伝えるだけでOKだったのです。

待機場所には、例年同様、テントが張られていて、鼓笛隊員たちが座って休憩できるように、パイプいすもたくさん用意してくださっていました。

この場所は、例年同様、チューニング以外の音出しは禁止。

どの鼓笛隊も、その約束を守って、静かに待機していました。

そこはやはり、さすがお道の子たちだと感心しました。

変更点② スタート地点への移動

鼓笛オンパレード直前に音色を確認する鼓笛隊員たち

コースは、従来の「真南棟吹き抜け北側→親里大路」から、新たに「南門跡→本部神殿前の石畳」に変更となりました。

待機場所からスタート地点の南門跡へは、スタッフの方が誘導してくださいました。

距離にすると、100メートル足らずでした。

注意点を挙げるとすれば、一カ所だけ、上り・下りの階段があるということです。

打楽器の隊員たちは前方が見えにくいため、各鼓笛隊のスタッフたちは、段差に気を付けるように声をかけてあげていました。

その箇所だけ気を付けてあげれば、とてもスムーズにスタート地点へ移動できるように思います。

変更点③ 審査範囲と審査員数

鼓笛オンパレードの審査範囲を示した図面
少年会本部鼓笛活動課発行の要項より

審査範囲は、親里大路と本通りの間の〝北側半分〟をイメージしてもらえれば結構かと思います。

その距離ですが、100メートルくらいではないかと思われます。

その中ごろ東側に、審査員席が設けられていました。

審査員の人数は、鼓笛本隊評価が5名、バトン評価が2名、カラーガード評価が2名の計9名でした。

鼓笛本隊評価は、500点満点のうち有効点400点以上(平均点80.0以上)で「金賞」。

有効点300~399点(平均点60.0~79.9点)で「銀賞」。

有効点299点以下(平均点59.9以下)で「銅賞」でした。

優秀演技賞」「グッドフラッグ賞」は、いずれも有効点160点以上(平均点80.0以上)の隊に贈られました。

コロナ禍以前は、鼓笛本体評価をしてくださる審査員の方だけで12名おられましたので、その点も変わったようです。

今年は特別企画として開催されただけに、審査も〝特別な基準〟で行われるのでは……もしかすると、特別に審査が甘くなる!?なんて、一瞬期待された方もいたかもしれませんが(笑)、そこは例年同様、審査員の先生方は公正に点数を付けてくださったものと思います。

なお、スタート地点での恒例のアナウンスは、今年も健在でした!

「出演番号7番 日本橋団御濱鼓笛隊 演奏曲目は『ありがとう! 夏のおぢば』です それではどうぞ~』

このアナウンスが流れる瞬間、隊員もスタッフも皆、緊張感と程よい高揚感に包まれ、「よし、やるぞ!」という気合いが入るものです。

「あの高く透き通るような〝青春の声〟、3年ぶりに聞けたなあ……」と、しみじみ感じ入った方々も多かったのではないでしょうか。

変更点④ 演奏後の記念撮影

天理教本部神殿前で記念写真に納まる鼓笛隊員たち

鼓笛隊が演奏終了ラインを過ぎると、スネアドラムの1個打ちでの行進となります。

その後、東西どちらかに移動して解散となるのですが、当日様子を見る限り、鼓笛隊のメンバーたちは、東西いずれかの礼拝場前の石階段で記念撮影をしていたように思います。

東西の二手に分かれるので、後に続く鼓笛隊が撮影場所に到着するまで5分くらい時間がありました。

写真を撮ったりするには、十分な余裕がありました。

変更点⑤ 表彰式と講評

表彰式で賞状を手渡される鼓笛隊スタッフ

表彰式は審査員席前で行われました。

表彰式での変更点は、場所以外では特になかったように思います。

場所といっても、コースが変わったのですから、当たり前と言えば、当たり前の話で……。

開始時間は、最後の出演団体の演奏が終了して30分後くらいでした。

観客席のパイプいすは鼓笛隊の隊員・スタッフたちで埋め尽くされ、辺り一帯が緊張感に包まれている、あの独特の雰囲気は、コロナ禍以前と変わらないものでした。

鼓笛隊名が呼ばれ、金・銀・銅賞が告げられる瞬間。

この一瞬、本当にドキドキしますよね。

金賞だったら「キャー」と喜びを爆発させ、銀賞だったら「あ~」と沈黙………。

当鼓笛隊は、今回銀賞を頂きました。

「シルバー」と告げられた瞬間、隊員たちは表情一つ変えることなく、ただ一点を見つめていました。

悔しかったのでしょう。

声をかけても、しばらくは覇気のない返事しか返ってきませんでした。

(来年頑張ろうね!)

今回、各鼓笛隊への講評は行われませんでした。

なお点数表は、表彰式の後、待機場所の受付テントで個々に配っていただきました。

鼓笛活動の魅力と所感

鼓笛オンパレード直前に音色を確認する鼓笛隊員たち

当鼓笛隊では、このたびの「鼓笛オンパレード」出演に向け、その時々で〝いまできる練習〟に励んでまいりました。

コロナ禍の2年余りを振り返ると、練習一つを取っても、試行錯誤の連続だったように思います。

それでも、隊員同士、音楽を通じて心を通い合わせる姿を見るにつけ、やっぱり鼓笛は素晴らしいと感じ入ったものです。

年長の子が年少の子の面倒を見る。

スタッフが子供たちを楽しませようと心を尽くす。

分からないところや上手にできないところがあれば、仲間と話し合い、たすけ合う。

そうして育まれる固い絆を、夏のおぢばで親神様・教祖にご覧いただく。


これこそ、鼓笛活動の醍醐味であり、魅力でありましょう。

当鼓笛隊は、今年3年ぶりに「鼓笛お供演奏」と「鼓笛オンパレード」に参加させていただきました。

その3年分の固い絆を、おぢばで一層強く結び直していただけたのではないかと感じています。

今年、このような特別企画を用意してくださった少年会本部の方々には、感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

今後も、鼓笛活動を通じて、地域の青少年育成のうえに精いっぱい努めさせていただこうと思います。

当サイトでは「鼓笛オンパレード」に関する最新情報を随時更新していきます。

どうぞ、ご参考になさってください。