お礼のご挨拶 2022【忘年会を終えて】
早いもので、今年も終わりを迎えようとしています。
当クラブでは12月17日、恒例の忘年会を開催しました。
集まった人数は30人。
ワイワイ、ガヤガヤと、みんなで楽しい時間を過ごしました。
当クラブの忘年会は、鼓笛バンドの結成当初から行われていますので、40年の歴史を重ねています。
コロナ禍以前は、女子が考えた献立の料理を、スタッフが作って振る舞ったり、男子のアイデアをもとに、紙芝居などのお楽しみ行事を行ったりするのが主でした。
ちなみに、女子が考える献立というのは、いつも、その時々の時代を反映していまして、ドリアとか、ティラミスとか、流行を追うものばかりで、毎年、みんなは何がテーブルに並べられるのか、とても楽しみにしたものでした。
しかし、いまは、そうした食事を伴う催しなどを、あまり開けない状況です。
その代わりに、昨年から新たに考案されたプログラムがあります。
「射的」と「お菓子のつかみ取り」です。
これが、また子供たちの間で〝ヒット〟しまして、コロナ禍ではありますが、今年も非常に盛り上がる忘年会となりました。
日ごろの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように(笑)、射的の的をめがけて打ち込んだり、友達よりも一つでも多く取ろうと、小さな手を目いっぱいに広げて、お菓子をつかんだり……。
そうした子供たちの姿を見ていると、プログラムの内容が変わっても、やはり、当クラブの忘年会というのは、とても楽しみの日になっているのだろうと思うのです。
ワイワイできる仲間が居て、安心できる大人たちが側で温かく見守ってくれている。
大きな安心感に包まれる中で、笑顔で過ごせる時間というのが、子供たちにとっては一番の喜びであり、幸せなのかもしれません。
この日も、ワハハと大きな声で笑い、学年を超えて交流する子供たちの姿がありました。
そうした〝縦のつながり〟を持てる機会があるというのも、子供たちの成長のうえでは良いことなのだと思います。
先輩と一緒に居ると、大切なことを自然と学んで成長できますし、後輩と一緒に居ると、尽くす精神といいますか、何かしてあげようという心が身に付くものです。
今年の忘年会も、幼児から中学生まで幅広い年齢層の子供たちが参加し、プログラムを通じてつながりを深めている光景が、そこここで見られました。
それが、当クラブの伝統であり、塾や習い事にはない〝良さ〟なのかもしれません。
今年も、あとわずかになりましたが、当クラブの行事は、まだ一つ残っています。
三重大学教育学部の学生たちによる「冬期学習教室」です。
開講は12月28日(水)午後2時から。
大ビンゴ大会もありますよ~。
当クラブの、ささやかな地域貢献活動。
今年も、応援してくださる皆さまのおかげで、さまざまな活動を「前へ」進めることができました。
当クラブの歴史が73年続いてこられたのも、ひとえに、ご理解いただき、支えてくださる方々が居てくださるおかげです。
少し早いご挨拶になりますが、今年も一年、誠にありがとうございました。
来年も引き続き、みはまクラブの活動を応援してくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表 大西 政範