
小学生の英語を、
中学校につなげたい。
英語が「苦手」になる前に、
「できる」という自信を。
みはまクラブ代表 兼 英語講師
大西 政範(おおにし まさのり)
Masanori onishi
私が小学生に英語を教えているのには、一つの大きな理由があります。
中学校に入ってから、英語で困る子を少しでも減らしたい。
今の小学生は、学校で英語に触れる機会が増えています。けれども、小学校で学んだ英語と、中学校で本格的に始まる英語の学習との間には、まだ大きな段差があると感じています。中学校に入ると、英語は一気に「教科」になります。単語を覚え、英文を読み、文法を理解し、自分で英文を書く。小学校で英語に親しんできた子どもたちも、中学校では、これまでとは違う学び方を求められます。そのとき、「英語は分かると思っていたのに、なんだか難しい」「授業についていけない」。そんな経験から、英語を苦手に感じてしまう子がいます。私は、そこを小学生のうちからつないでおきたいと思っています。
「先取り」ではなく、
「橋渡し」をしたい。
だからといって、ただ中学校の勉強を早くやればいいとは考えていません。大切なのは、小学校で学んだ英語を、中学校での学びにつなげることです。英語の音に慣れる。単語を覚える。英文を読めるようになる。文の仕組みが分かる。自分で英文を書いてみる。一つひとつの力を積み重ねていけば、少しずつ中学英語につながっていきます。そのために、「小学生が中学英語につながる力を身につけるには、何を、どの順番で学べばいいのか」を考え、60段階の学習ルートをつくりました。私が目指しているのは、小学生のうちに中学英語を終わらせることではありません。中学校に入ったとき、「これ、知ってる」「この英文、読める」「この問題なら解ける」。そう思えるものを、少しずつ増やしておくことです。
英語ができると、
中学校での景色が少し変わる
小学生のうちに英語を学ぶことには、もう一つ意味があると思っています。中学校に入って、英語の授業が楽しみになる。テストを見たときに、「何が書いてあるか分からない」ではなく、「これならできそう」と思える。そんな経験を重ねることで、勉強そのものに対する自信にもつながっていくのではないでしょうか。英語でつまずかなければ、その分、数学や国語など、ほかの教科に時間を使うこともできます。そして何より、「自分は英語ができる」という感覚を持って、中学校生活をスタートしてほしい。私は、そんなふうに思っています。
「英語ができる子」を
つくりたいのではない。
もちろん、英語が得意になってくれたらうれしいです。中学英語が読めるようになって、英文を書けるようになって、テストでいい点が取れたら、それもうれしい。でも、それだけが目標ではありません。分からないことがあっても、そこで諦めないこと。自分に合ったところから始めて、一つずつできるようになること。「できなかったことが、できるようになった」という経験を積み重ねること。英語を学ぶ時間が、そんな自信につながってくれたらと思っています。
小学生の英語は、
単なる「英語の勉強」ではない。
小学生の英語は、その先にある中学校での学びを少し楽にし、子ども自身が「やればできる」と感じられるようにするための、大切な準備でもあると思っています。だから私は、子どもたちが今どこにいるのかをよく見て、必要なところから一つずつ教えていきたい。そして、いつか中学校に入った子どもたちが、「英語の授業、ちょっと楽しみかも」と思ってくれたら。それが、英語講師として何よりうれしいことです。
大西 政範
Masanori Onishi
Profile

Masanori Onishi
みはまクラブ代表 兼 英語講師
千葉大学大学院文学研究科修了。高等学校教諭専修免許状(公民)取得。
学生時代は「英語」に熱中し、塾講師・家庭教師として、子どもたちの学習指導に携わりました。その後、編集者として「日本語」の世界で仕事をし、海外11カ国・地域を訪れる機会にも恵まれました。そんな私が再び英語を教えることになったきっかけは、みはまクラブの子どもたちの「英語を教えて!」という一言。眠っていた英語熱が再びヒートアップし(笑)、2021年から英語指導を始めました。教育が好きで、教えることが好き。子どもたちに英語を教えながら、「どうすれば、もっと分かりやすく教えられるか」を考えるのが、どうしても止められない(笑)。そんなアラフィフの天理教の教会長であり、家では三人の子どもに囲まれて暮らす、一男二女の父親です。