ワクワクしながら、勉強していますか?
今年の夏も、とにかく楽しく、当クラブで夏休みの宿題に励む子供たちの姿がありました!
大学生による「夏期学習教室」。
8月17日、二人の〝先生〟を招いて、にぎやかに行わせていただきました。
集中の学習空間から〝笑い声〟が聞こえる
「子供たちのために、何かお手伝いすることはありますか?」
一人の大学生の、そんなひと言から始まったこの教室。
当クラブ出身の大学生たちが、昨年以降、春、夏、冬の季節ごとに、ボランティアで子供たちの宿題などを見てくれています。
今回の教室開講に当たって、子供たちに「普段、大学生から勉強を教わることなんてある~?」と聞いてみると、みんな「ない~」との答え。
だからですよね!
子供たちは、みんなワクワクした表情を浮かべていました。
(考えてみると、子供たちにとって、大学生は〝素敵なお兄さん、お姉さん〟。憧れの気持ちもあるのかもしれませんね……)
一方の〝先生〟たちも、とても楽しそうな雰囲気!
時折、雑談を交えながら、子供たちを楽しませ、笑顔を引き出し、勉強の〝やる気スイッチ〟をオンにしていく。
側で眺めていて、とっても、ほのぼのとしていて、素敵な光景だと感じ入りました。
集中して宿題に取り組むなか、時に笑い声がそこここから聞こえてきます。
勉強するのが楽しい!
そんな雰囲気です。
事実、終了時間を超えてもなお、ペンを走らせる子の姿が目立ちました。
結局、教室の時間を10分延長したほどでした。
学校って、本来どんな場所だと思う?
今回、参加してくれた大学生たちは、人としての優しさを備えた素敵な人たちです。
いつも教えに来てくれている一人の女子学生が、今日は所用でどうしても来られなかったのですが、その人もまた、優しさと温かさがあふれる素敵な人です。
(子供たちは、その〝お姉さん先生〟が来ていなかったので、最初はやっぱり寂しそうでした)
子供たちは、そうした〝人としての素敵な心〟にふれ、自分自身も「こんな人になりたいな」と感じてくれたと思うのです。
大学生と子供たちのやり取りを何気なく見聞きしていて、ふと頭をよぎった言葉があります。
それは、映画監督・山田洋次さんのこんなセリフです。
「学校が、恋人に会いに行くかのように、いそいそと出かける場所であって、どうしていけないのだろう」
いま、この瞬間にも、いろいろな悩みを抱えている子供たちはたくさんいます。
その悩みによって、明るく楽しい気持ちで学校へ通えない子がいるのです。
悲しくありませんか?
そんな現実があるなんて。
私たち大人は、学び舎という場所を、恋人に会ってドキドキ、ワクワクするような居場所にしていきたいものです。
みはまクラブは、地域の青少年育成拠点として、できる限りのお手伝いをさせていただきます。
これからも、子供たちがワクワクしながら楽しく過ごせる〝心の居場所〟であり続けたいと願っています。
その意味で、いつも協力してくれている大学生の存在は、とても大きいです。
ありがとうございます。
射的やお菓子のつかみ取りで歓声響く
ここからは、余談と言えば余談ですが……。
今回も、お楽しみ企画として、大学生の方々が射的などの〝屋台〟で楽しませてくれました。
(かけたBGMが、かなり「昭和」感満載だったのですが、かえって、子供たちには新鮮だったようです 笑)
お菓子のつかみ取りも大盛り上がりでした。
やっぱり、子供たちには遊びの要素もないといけませんよね~
ちょっとしたお楽しみタイムだったのですが、大変喜んでくれて、「ワッー」とか「キャー」とか、歓声まで上がっていました 笑
次回の「学習教室」開催は、12月末ごろになると思います。
どうぞ、お楽しみに~