弦の調べが響く 秋のひと時
「先生、教えて~」
「ここは、どうやって弾くの~?」
日本の伝統楽器を前に、子供たちは興味津々な様子。
10月22日に行われた秋恒例の「鳴物教室」。
その60分間は、あっと言う間に過ぎていきました。
学んだお歌は、明治2年に成立を見た「よろづよ八首」。
弦の調べが厳かに響くなか、子供たちは、とても熱心に集中して取り組んでくれていたように思います。
琴を習った小学4年生の女の子は「とても楽しかった。また習いたい」と笑顔で話してくれました。
今回は、小学校高学年以上の女子が、女鳴物(琴、三味線、胡弓)を、それ以外の子たちは男鳴物(笛、拍子木、ちゃんぽん、太鼓、摺り鉦、小鼓)を習ってくれました。
「足がしびれる~」
「正座、限界~」
そうした〝令和っ子〟たちならではの声も上がりましたが、みんな楽しそうな様子でしたよ。
お歌の調子に合わせて、皆が心を一つに楽器を奏でる……。
指導に当たったスタッフ一同、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。