鼓笛隊結成40周年 「みはま号」の新たな船出

スタッフに指導されてファイフを吹く子供たち
結成当初の練習風景

代表ご挨拶

11月7日、みはま鼓笛バンドが、おかげさまで結成40周年を迎えさせていただきました。

子供たちの夢を乗せた船「みはま号」が華々しく出航してから、今年で40年。

これまで〝乗船〟した子供の数は、242人に上ります。

今もたくさんの子供たちが、遊びと学びがギュッと詰まった〝仲間との船旅〟を冒険中です。

大変にぎやかで、船内には、いつも笑い声が響いています。

時々乗り合わせて、お手伝いをする大人たちも、みんな笑顔です。



さて、子供たちは「みはま」という港を出発し、いつもどんな冒険を繰り広げているのでしょうか。

そもそも、この船が向かう先とは……。

もしかすると、私たち大人が考えているような「ゴール」なんて無いのかもしれません。

仲間と一緒に楽しく旅をしていること自体が「目的」なのかもしれません。

でも、その中で、大波、小波に揺られながら、人の心の機微(きび)を学び、たすけ合う心、感謝の心、相手を思いやる優しい心を自然と育んでくれているのです。



〝昭和57年製造〟の「みはま号」。

まだまだ子供たちと共に、希望に満ちた大海原へと繰り出していきますよ。

「みはま号」をいつも温かく見守り、ご支援くださる皆さま方、誠にありがとうございます。

これからも、変わらぬ〝旅の後押し〟をしてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


代表 大西 政範