QQキッズの口コミ評判|2年半ガチ検証!小学生姉妹の本音と効果

オンライン英会話のイメージイラストと「QQkids×英文法 2年半継続 成長できた秘訣」と書かれた文字

QQキッズの〝英語を辞めたい〟からの再スタート

小学3年生の長女と小学1年生の次女がオンライン英会話を始めて、早くも2年半になりました。

現在受講しているQQキッズ(QQKidsの学習歴は、そのうちの2年です。

今ではレッスンを終えるたびに「先生の言っていること、だいたい分かるよ」と話す娘たちですが、ここまでの道のりは決して順調ではありませんでした。

姉妹そろって「もう英語、嫌!」と半泣きでレッスンを拒否する時期もあったのです。

何とか英語を好きになってほしくて始めたオンライン英会話でしたが、そのときの私は「このまま続けさせていいんだろうか……」と迷い、辞めさせるべきかどうか真剣に悩んだものです。

そんな娘たちに「なんでそんなに嫌なの?」と聞いたところ、返ってきたのはとてもシンプルな答えでした。

「先生が何を言ってるか、ぜんぜん分からないもん」

傍からレッスンの様子を見ている限り、短い文はある程度読めるようになってきたし、その意味もだいたいは分かっているものだと思っていたのですが、当時の娘たちにとって、英語は〝単なる音〟でしかなかったのです。

「なんとなく読めるけれど、意味はほとんど分からない」という状態でした。

画面の向こうの先生がどれだけ笑顔で話しかけてくれても、「分からない」という不安が先に立ち、レッスンの時間が苦痛になっていたのです。

今回のブログでは、そうした〝英語を辞めたい〟という状態から、親子で試行錯誤の末、今では中学生レベルまでに成長した〝奮闘の軌跡〟をお話ししていきたいと思います。

始めた当時のレベルとプログラム選択

QQキッズ(QQKids)には、3歳から12歳までの子供向けに設計された「スマートキッズ(smart Kids)」というメインプログラムがあります。

このメインプログラムのレッスンの流れを、分かりやすく表にまとめました。

パート内容の詳細所要時間の目安
あいさつHello! How are you?など簡単な会話約1分
歌タイムSmart Kidsに出てくる歌で英語に親しむ約4〜5分
クイズ・活動歌に出てくる単語や文法をクイズ形式で学習約6~9分
リーディングテキストに沿って英語を一緒に読み、発音練習約6〜9分
まとめ・質問今日の内容の復習、先生と簡単な英会話約3〜4分

多くの受講生が、このシリーズから始めるのですが、レベルは全部で8段階に分かれていて、個々の英語力に合わせて選択できるようになっています。

こんな感じのレッスン風景です。

オンライン英会話中、ゲーム感覚で文法問題に取り組んでいる様子

うちの娘たちは、基本的な挨拶や身近な単語、アルファベットの発音や綴りなどを、別のオンライン英会話クラウティでマスター(約半年受講)していたため、レベル判定で「下の二つのレベルはパスしても大丈夫」と言われ、その次のレベルの「スマートキッズ1」からのスタート!

最初は、二人とも週4回のペースで楽しくレッスンを受けていたのですが、わずか2週間足らずでやりたくない!と言い始めたのです。

これが、一つ目の壁でした。

つまずきポイント「レッスン時間の壁」

その壁は何であったかと言うと、レッスン時間の長さです。

QQキッズ(QQKidsのレッスンは1回25分と、子供にとっては決して短くない時間です。

英語があまり好きでなかった娘たちにとっては、この25分が大きなハードルになったようです。

英語は将来、必ず役に立つからと、親の勧めで「なんとなく」オンライン学習を始めた娘たちですので、以前にクラウティでしていた10分レッスンくらいがちょうど良かったようです。

では、なぜクラウティからQQキッズ(QQKidsに切り替えたかというと、実は初めから、そう決めていたからです。

当時、娘は二人とも保育園児(年長、年少)でしたので、レッスンに25分間も集中するのは難しいだろうから、まずはクラウティの10分の「フォニックス講座」(アルファベットの文字と音の関係性を学ぶ講座)だけを受けさせて、ある程度、単語や短い文なら読めるようになっておこうという作戦だったのです。

この作戦は、ドハマリしました!

約半年の受講で、簡単な文なら、詰まりながらも読めるようになったのです。

ですので、そのままクラウティを続けさせても良かったのですが、QQキッズ(QQKids)の「スマートキッズ」は、レベル別にステップアップできるように作られたカリキュラムで知られ、講師は全員、英語教授法「TESOL」の資格を持った正社員ということで、「長く続けるなら、こっちかな~」と判断!

この選択は、今の娘たちの様子を見る限り、正解だったと確信しています。

ですが、続けさせるには「工夫」が必要でした。

一つ目の壁、レッスン時間の長さをどう克服していったかと言うと、まずレッスンの回数を週4→週2に減らしました。

クラウティを受講していたときは、週5×10分だったので、週2×25分週50分にし、受講の総時間を変わらなくしたのです。

そうやって言いくるめつつ?(笑)、レッスンを何回かするごとに、ちょっとしたご褒美(100円程度の駄菓子とか)をプレゼントすることにしました。

英語が大好きなお子さんは、こんなセコイことをしなくてもいいのでしょうが、娘たちは、特に英語好きでもない、ごく普通の子ですので、ある程度の期間、ご褒美制度というのが必要でした(笑)

ちなみに今は、そうしたご褒美をもらえなくても、コツコツ取り組んでくれています。

つまずきポイント「英文法学習の壁」

オンライン英会話で前置詞の用法を学んでいる様子

その後、娘たちは何とか「スマートキッズ1」のカリキュラムを進めていったのですが、しばらくして第2の壁が立ちはだかりました。

先生の言っていること、分かんない」

まず次女が、その次に長女が、そんなことを訴えてきたのです。

どうやら、読めるけれど、その意味があまり分からない、また先生が言っていることも、単語は聞き取れるけれど、文としての意味がつかめない。

そんな感じでした。

当時、保育園の年中だった次女は、相談のうえ、2カ月間のお休み。

でも、次女のほうから「またやりたい」と言ってくれたので、今度は一番レベルの低い「スマートキッズPre-Starter」から、ボチボチやり直すことにしました。

すると、会話のやり取りも簡単な言葉を使うためか、「分からなくて嫌だ」と言うことはなくなりました。

単純にレベルが合っていなかったのですね。

一方、小学1年生だった長女は「スマートキッズ2」に入ったところで、つまずきました。

このレベルは、英検5級相当の文法や語彙が含まれているそうです。

そこで、いろいろと長女に質問する中で、英語が分からないのは、もしかすると、文法の土台が弱いからでは?と気づいたのです。

スマートキッズシリーズでも、文法問題は出てくるのですが、英語で英語を教えてくれるため、どうやら理解が追いついていないようでした。

「文法を学ばなくても、英語にいっぱい触れれば、自然と身に付くよ。要は慣れ」と言う方もいると思いますが、それができるのは、英語のシャワーを毎日何時間も浴びられる環境にいる子だけでしょう。

もしくは、幼いころから英会話レッスンに足しげく通っていて、家でも毎日、英語の絵本やアニメに積極的に親しんでいる子だけじゃないでしょうか。

週2回程度、レッスンを受けるだけの、ごく普通の娘(そんなにお金をかけず、英語を学んでいるという意味での「普通」)には、圧倒的に文法学習の時間が足りなかったのです。

改善ポイント「市販ドリル教材の購入」

QQキッズ(QQKids)は基本的に「話すこと」に重点を置いたプログラムです。

けれど、話す以前に「意味が分かる」「聞き取れる」という感覚がなければ、楽しくなるはずもありません。

では、長女の場合は、どう乗り越えたのか。

市販の小学生向けの英文法ドリルを買って、親子で少しずつ学ぶことにしたのです。

「小学生に英文法を教えるのは良くない」みたいなことをよく聞きますが、やはり、限られた時間で英語を習得するには、英文法を習得するしか道はありません!

とはいえ、小学生にゴリゴリの英文法を教えても、訳が分からなくなるだけです。

探しに探しました!

小学生が無理なく、英文法を身に付けられる市販の教材を!

(ブログの後半で「おすすめ教材」を紹介します)

英語が嫌になっている時期だったので、最初は乗り気ではありませんでしたが、「今日はここだけやろう」と毎日数ページずつ、一緒に取り組んでいきました。

すると、ある日突然こんなことを言い出したのです。

「今日のレッスンで『Did you〜?』って聞かれたけど、ドリルでやったから分かった!」

これらを、ほぼ毎日コツコツ、半年かけてやり抜いたところ、「最近、先生の言っていることが、ほとんど分かるようになってきた」と言うではありませんか!

QQキッズで起きた変化と親の工夫・フォロー

この言葉を聞いたときは、本当にうれしかったです。

それから娘たちは、文法とレッスンを少しずつ結びつけられるようになり、英語が「分かる言葉」として頭の中に残るようになってきました。

レッスン中の表情も以前よりずっと明るくなり、「英語って分かるとちょっと楽しいね」と笑顔を見せる日もあります。

もちろん、今でもレッスンを面倒くさがる日もありますが、「分からないから嫌!」という根本的な原因がほぼ取り除かれたことで、継続しやすくなったのだと感じています。

現在のレベルですが、娘二人とも英検こそ受験していないものの、長女は中学2年生の英語の教科書、次女は中学1年生の英語の教科書を、それぞれスラスラ読めて、意味も分かる程度にはなりました。

be動詞と一般動詞の違いや、三単現のsの付け方、5W1Hの文の作り方、過去形、現在進行形など、基本的な文法についても、現在小学3年生の長女は、ほぼマスター!

小学1年生の次女も、現在勉強中です。

親子で簡単な英会話は交わせる程度になっており、これから先がますます楽しみな今日このごろです。

1年継続率は6%という現実

オンライン英会話をしている様子

さて、これからオンライン英会話を使って、お子さまの英語力を伸ばしたいとお考えの方、お聞きください。

QQキッズ(QQKidsでいえば「スマートキッズ2」(英検5級レベル)あたりの段階からは、ご家庭で英文法を意識したサポートを始めたほうがいいです。

そうでないと、挫折する可能性が高くなると思います。

ある調査によると、オンライン英会話の継続率は、

3カ月未満:25.6%
3カ月以上6カ月未満:44.8%
6カ月以上9カ月未満:20.0%
9カ月以上1年未満:3.6%
1年以上:6.0%


と、このように、1年以上続いている割合は6%にしか過ぎません。

2年となると、3%以下になるかもしれません。

つまり、ほとんどの子供が挫折する、と言って過言ではないのです。

まだ小学生の場合、先生の言っていることが分からなかったら、そりゃ辞めたくもなりますよ!

それでも続けさせたいなら、親の工夫が必要です。

汗をかくことです!

うちの場合は、英文法の習得に取り組んだことで、現在2年半続けられています。

「分からない不安」に目を向けよう

オンライン英会話でnext toの用法を学んでいる様子

正直なところ、娘は二人とも、今でも英語がそんなに好きというわけではありません。

そんなごく普通の子供たちが、2年半も続けられたのは、やはり分からないところを親が丁寧にフォローしてきたからだと感じています。

オンライン英会話は便利で効率的ですが、子供が小さいうちは「分からない不安」をどう乗り越えるかが大切だと思います。

QQキッズ(QQKids)のレッスンを受けさせるだけでなく、家庭での小さなフォローアップがとても大事になる。

それが、学習効率の面でも継続の面でも、鍵を握るのではないかと思うのです。


英語が嫌いになりかけていた娘たちが、2年半も続けられたのは、ほんの少しの文法と「一緒に頑張るよ」という気持ちだったのかもしれません。

同じように悩んでいるご家庭があれば、ぜひ試してみてください。

QQキッズに効果的な「おすすめの英文法ドリル」

『いっきに極める小学英語』

さて、英文法を超基礎から学びたい小学生に、おすすめな〝英文法の参考書兼問題集〟がこちらです。

実際に娘たちが取り組み、グンと成長できた教材です。

『いっきに極める小学英語』(くもん出版)。

『いっきに極める小学英語』

いっきに極める小学英語1
(くもん出版)

おさえておきたい英語のルール1
be動詞・一般動詞

価格:1320円(税込)

いっきに極める小学英語2
(くもん出版)

おさえておきたい英語のルール2
過去形・canなど

価格:1320円(税込)

『小学英文法パターンドリル』

英文法については、上記の2冊で基礎を固めた後、ぜひ取り組んでもらいたい問題集があります。

それが『小学英文法パターンドリル』(文英堂)です。

同じパターンの英文法の問題を繰り返し解いていくことで、その基礎が自然と身につくように工夫されています。

『小学英文法パターンドリル』

小学英文法パターンドリル1
東進ハイスクール講師
杉山一志 著
(文英堂)

パターン練習で
英文法が身につく!

価格:1320円(税込)

小学英文法パターンドリル2
東進ハイスクール講師
杉山一志 著
(文英堂)

パターン練習で
英文法が身につく!

価格:1320円(税込)

これら英文法の教材については、別のブログ記事に詳しく書きましたので、そちらをお読みください。
     ↓↓
小学生が塾なしで英検5級に合格するための英語アプリ&学習教材

QQキッズを2年半続けた感じたメリット・デメリット

良かった点(発音・褒め上手・楽しい)

実際に姉妹2人が続けてきた中で感じた、QQキッズ(QQKids)の魅力をいくつかご紹介します。

①フィリピン人講師の発音がとてもきれい
ネイティブではないものの、聞き取りやすく、優しく話してくれるので子供でも親しみやすかったです。
発音にクセが少なく、安心して任せられました。

②毎回褒めてくれる!自己肯定感UP
娘たちが一番うれしそうだったのが、「Great job!」「You did it!」といつも褒めてくれること。
英語への苦手意識を和らげてくれた要因だと思います。

③ゲーム性の高い教材で「楽しい」がいっぱい
QQキッズ(QQKids独自の「スマートキッズ」シリーズは、ゲーム性も高く、正解するとコインがもらえるなど、他のオンライン英会話と比べると、断然、楽しく取り組める教材だと感じました。

実際のレッスン風景がこちら。

残念だった点(10分レッスンがない)

もちろん、すべてが完璧というわけではありません。

実際に使っていて、クラウティのように10分レッスンがないなど、「こうだったらもっと良いのに」と思った点もいくつかあります。

◎完全初心者には別サービスの選択も

英語がまったく初めてのお子さんには、最初のうちは「何を言っているのか分からない」とつまずきやすいことがあります。

オール英語の時間が25分というのは、ちょっと厳しいかもしれません。

そんな場合は、10分レッスンを選択できるクラウティというオンライン英会話サービスがおすすめです。

クラウティはゆったりしたペースで基礎を丁寧に教えてくれるため、英語が初めての子供でも安心してスタートできます。

クラウティのフォニックス講座を半年続けた結果がこちら。

結論「QQキッズ+英文法」がベスト

「子どもが嫌がってるけれど、英語はやらせたい」

「本当に効果があるのか分からない」

そのお気持ち、十分に分かります。

でも、2年半続けてきた今なら言えます。

続ける工夫さえあれば、QQキッズ(QQKidsは本当に頼れるサービスです。

個人的には、クラウティ → QQキッズ(QQkids)+英文法ドリル の順番がいいかなと思いますが、最初から25分間のレッスンにも耐えられるよということなら、QQキッズ(QQkids)でオッケーです。

QQキッズ(QQKidsにも、アルファベットの読み書きや、発音の基礎を学べるような、超初心者向けのカリキュラムが用意されています。

ですが、QQキッズ(QQKidsをやらせておけば、放っておいても自然に伸びるというわけではありません。

お子さんが英語を「聞いて理解する」土台を作るために、英文法を家庭でも理解させながら受講させることが大切だと実感しています。

ちょっとした親のサポートで、子供が自信をつけていく姿を見ることができますよ!

「分からない」から「ちょっと分かるかも!」の喜びを、お子さまに味わわせてやってください。

QQキッズ(QQKidsクラウティの公式HPは、こちらから。

25分レッスンに集中できるお子さまには
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10分レッスンから試してみたいお子さまには
(英語の初心者、続ける自信がないという子)
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