〈小学生でも分かる〉三単現の「s」の覚え方を徹底解説

一人称、二人称、三人称について説明しているイラスト


三単現とは、三人称単数現在の略語です。

英語の基礎文法の一つで、主語が三人称(私、あなた以外の表現)で、単数(一人もしくは一つ)のとき、かつ現在形に限って、動詞に「s」が付くというものです。


では早速、この三単現の「s」の付け方、その覚え方をレクチャーしていきます。

英語が苦手な子にも「なるほど~」と思ってもらえるような、分かりやすい解説を目指したいと思います。

動詞に「s」が付く条件

動詞に「s」が付くのは、主語が三人称単数のときだけです。

しかも、時制は必ず現在形のときと決まっています。

この三人称単数には、「人」と「物」の2種類があります。

人を表す三人称単数
彼(he)、彼女(she)、人の名前(Taro…etc.)、その他(my sister、her child…etc.)

物を表す三人称単数
それ(it)、その他(the book、your piano…etc.)

これらの「人」と「物」の言葉が主語にくるときは、動詞に「s」が付くということです。

理屈は分かったけれど……。

なんか一つひとつ覚えるなんて、めんどくさいな~と思っているあなた!

超簡単に覚えられる〝必勝法〟を伝授します。

ズバリ、be動詞が「is」になる主語のときは、一般動詞では必ず「s」が付く、という法則を覚えておくといいですよ~。

「is」になる主語というと……

he、she、it、人の名前、一人の人物、一つの物。

これら6つのみです。

単数を表す表現は、あと、Iとyouだけですよね。

Iの場合は「am」、youの場合は「are」ですから、おのずと、この二つ以外の単数には「s」が付くということです。

もう忘れませんネッ~

おすすめ動画でおさらい

さて、これまで解説してきたことを頭に入れたうえで、こちらのYouTube動画をご覧ください。

「個別指導塾L」のチャンネルです。

歌に合わせて、三単現の「s」の付け方を、分かりやすく解説してくれています。

この動画でも少しふれられていますが、「study」のように〈子音(しいん)字+y〉で終わる動詞には、yをiに変えてesを付けます。

study → studies

えっ? sだけじゃないの? ややこしい~と思ったあなた!

そうなんです(笑)

このほかにも、s, o, x, ch, shで終わる動詞には、esを付けることがルールとなっています。

たとえば…

go → goes
teach → teaches


といった感じです。

このように「es」を付けるルールは、次のようにして、面白おかしく覚えましょう!

まずは「s, o, x, ch, sh」を〝ソックス・チッシュ〟という当て字で読む。

そして、これに、子音(しいん)yをつなげて読むと……

ソックス・チッシュと子音ワイには気を付けろ!


さあ、理屈が分かったら、実践あるのみ!

彼(he)、彼女(she)、それ(it)が主語のときは、間違えることなく動詞に「s, es」を付けられる。

でも…

人の名前やその他の言葉になると、頭がごちゃごちゃしてくる。

そんな人には、こちらのYouTube動画がおすすめです。

「Tiny Teaching Tube」のチャンネルです。

いくつも例題を挙げて、小さな子でも、三単現の「s, es」の付け方をマスターできるようになっています。

動画は2分13秒からスタートします。


いかがでしたか?

三単現は、中1英語でもつまづきやすいポイントの一つとなっていますので、しっかり勉強して、バッチリな状態に仕上げていきましょう。

それでは、See you!