道案内の英語フレーズ集|小5・中1で習う基本表現をリズムで覚えよう

外国人に道案内をしている日本人少年のイラスト

道案内は英語で何と言う?基本表現を確認しよう

Give directions とは?

道案内。

英語で言うと、道順を教えるという意味で「give direstions」となります。

今回は、この「give direstions」のシンプル表現について学んでいきましょう。

小学5年生と中学1年生でそれぞれ習う、道案内の英語フレーズを紹介したいと思います。

最後に楽しく覚えられるYouTube動画もアップしていますので、そちらもご活用ください。

よく使う5つの基本フレーズ一覧

義務教育で出てくる道案内の英語フレーズは、大きく分けて全部で5つあります。

以下のフレーズです。

1.Where is ~?

Where is ~?
~はどこですか?

2.Turn right/left. Go straight.

Turn right/left. Go straight.
右(左)へ曲がって。真っすぐ行って。

3.You can see it on your right/left.

You can see it on your right/left.
それはあなたの右(左)側にありますよ。

4.It's by/near/on ~.

It's by/near/on ~.
それは~のそば(近く/側)にありますよ。

5.You can't miss it.

5.You can't miss it.
 分かると思います。


えっ? たった5つだけなの?

と驚いたあなた。

そうなんです。

でも裏を返せば、このたった5つのフレーズさえ覚えてしまえば、簡単な道案内ならできてしまう、ということなんです。

道端で迷う外国人に話しかけられたら、積極的に英語を使って教えてあげましょう。

では、小学5年生、中学1年生の英語学習では、具体的にどんなフレーズを習うのか、教科書を参考に見ていきたいと思います。

小学5年生で習う道案内の英語フレーズ【教科書例あり】

Junior Sunshine 5の文例

小学5年生のある教科書では、次のフレーズを学びます。

【小5英語】

My favorite place is the museum.

Where is the museum?

Turn left.

Go straight.

Turn right.

You can see it on your right.

It's by the supermarket.


(『Junior Sunshine 5』開隆堂 p64~65参照)

小学英語では文法より「音とリズム」

代名詞の「my」は出てくるわ、5WiHの「where」は出てくるわ……。

しかも、命令形もあるし、可能を示す「can」もある。前置詞の「on/by」まで出てきている!

こんなの小学生にどうやって教えるの?(無理~)と思われるでしょうが、小学生のうちは、そうした英文法を教えることはしていないようです。

先生が話したセンテンスを繰り返し口にしたり、聞き取れるようになったりできれば、基本的にオッケーなんだとか。


ひと安心……(汗)

小学5年生で習う道案内の英語フレーズ【教科書例あり】

BLUE SKY 1の文例

でも、中学1年生になると、「聞く」「話す」技能のほかに、「読む「書く」が求められるようになります。

一気にハードルが上がるんですね……(汗)

中学1年生のある教科書では、次のフレーズを学びます。

【中1英語】

Excuse me. Where's the library?

Sorry?

Where is the library?

It's near here.

Go straight down this street.

Turn right at the park.

It's on your left.

You can't miss it.

OK. Thanks.

You're welcome.


(『BLUE SKY 1』啓林館 p80参照)

中1から求められる4技能とは?

内容としては、それほど小5英語と変わっていませんが、これらのフレーズを読めて書けないと、テストで点数をもらえないのですから結構大変です。

身に付けておくべき英文法は、be動詞、一般動詞、5W1H、命令形、前置詞、can、代名詞の用法……と盛りだくさんです。

う~ん……(汗)

この単元を習うのが中1の秋ごろですので、たった半年間で、これらの英文法を完璧に習得しておく必要があるわけです。

最近の中学生は大変ですよね~。

でも、そうした文法事項も、やはり英語習得には欠かせないステップの一つです。

頑張って乗り越えていきましょう!

リズムで覚える!YouTubeで楽しく道案内英語をマスター

ガイ先生のチャンネル紹介

以上、小学5年生と中学1年生で習う道案内の英語フレーズを見てきましたが、最後に、これらを楽しく学べるリズム動画(YouTube動画)を紹介したいと思います。

Guy's English Worldガイ先生の英語の世界チャンネルです。

リズムに乗って、スイスイ覚えられますよ~。

歌の始まりからスタートします(再生時間は約3分)。

動画のおすすめポイント

この動画のおすすめポイントは、なんといってもリズムに乗せて覚えられること!

「Turn right.」「Go straight.」「It's near here.」など、教科書で学ぶ基本表現が、英語のラップのようなテンポで繰り返されるので、自然と口から出てくるようになります。

また、映像と音声がセットなので、小学生でも楽しく集中して見ることができますし、聞く・話す力の土台作りにも役立ちます!

1回約3分の動画なので、スキマ時間に繰り返し見られるのも魅力です。

「道案内フレーズって苦手…」というお子さんでも、楽しく学べるおすすめコンテンツですよ!

まとめ:小学生・中学生でもできる!道案内英語は5つで十分

実践!道案内の英会話例

実際に、外国人に道案内をする場面を想定した英会話の例を見てみましょう。

今回習った基本フレーズを使えば、簡単なやり取りでもしっかり伝えることができます。

例1:図書館への道を尋ねられた場合

外国人:Excuse me. Where’s the library?
あなた:Go straight and turn right at the park. It’s on your left.
外国人:Thank you!
あなた:You’re welcome!

例2:コンビニを探している外国人に対して

外国人:Hi. Where is the convenience store?
あなた:It’s by the supermarket. Go straight and turn left at the corner.
外国人:Thanks a lot!
あなた:No problem!

とにかく、自信を持って話すことが大切です。

実際の英会話では、身振り手振りを交えたりしながら、ゆっくり話すと効果的ですよ。

道案内の英語フレーズを楽しく習得しよう

今回は、小学5年生・中学1年生で習う道案内の英語フレーズを中心に紹介しました。

英語での道案内は、基本フレーズを覚えるだけで十分対応できます。

「Where is ~?」「Turn right.」など、簡単な表現が中心なので安心です。

リズムや歌で楽しく覚えることで、記憶にも残りやすく、実際の場面でも使いやすくなります。

実際の英会話例も参考に、日常で使える英語として活用していきましょう。

英語は「使って覚える」ことが上達への近道です。

ぜひ今回紹介したフレーズを声に出して練習し、楽しく英語力をアップさせてくださいね!

それでは、See you when I see you!