ChatGPTで英検2級ライティング対策｜AI添削で効率アップ

2025年9月18日 最終更新日時 : 2025年9月18日 まさのり先生
英検2級ライティング対策 CHATGPTと書かれた画像

英検2級のライティングは「内容・構成・語彙・文法」の4つの観点で採点され、合否を左右する重要なパートです。特に高校生や大学受験生にとっては、ここで得点できるかどうかが英検合格だけでなく 国公立大学受験の基礎力 に直結します。

私は英語講師として長年ライティング指導をしてきましたが、実際に多くの生徒がつまずくのは次の2つです：

  • 書くアイデアが浮かばない
  • 書いても文法や語彙が単調で減点される

そんなときに役立つのが ChatGPTを使ったライティング練習 です。ここでは、英検2級の採点基準を踏まえながら、ChatGPTで効率よく点数を伸ばす方法を、実際のプロンプト例や添削結果つきで紹介します。

英検2級ライティングの採点基準

まずは採点基準を理解しておきましょう。

  1. 内容（Content）：課題に沿った意見を書いているか
  2. 構成（Organization）：論理的にまとまっているか
  3. 語彙（Vocabulary）：適切で幅のある単語を使えているか
  4. 文法（Grammar）：文法的に正確であるか

合格ラインを超えるためには、難しい構文よりも 「シンプルで正確」な英文 がポイントです。

ChatGPTを使ったライティング練習の流れ

① アイデア出し

英検2級では「Agree or Disagree（賛成か反対か）」型のテーマが多いです。

プロンプト例

英検2級ライティング対策です。テーマ「Should students study abroad?」について、
賛成意見と反対意見を3つずつ、簡単な英語で出してください。

👉 ChatGPTの回答例

  • 賛成：experience new cultures, improve English, become independent
  • 反対：expensive, language barrier, homesickness

これで「書くことがない」と悩む時間を大幅に削減できます。

② 骨組みを作る（アウトライン化）

ライティングの基本構成は 意見 → 理由① → 理由② → 結論 の4段落です。

プロンプト例

英検2級ライティングの型に沿って、
「I agree that students should study abroad.」のアウトラインを作ってください。

👉 ChatGPTの回答例

  • Introduction: I agree that students should study abroad.
  • Reason 1: They can improve their English.
  • Reason 2: They can learn about different cultures.
  • Conclusion: Therefore, studying abroad is a good experience.

③ 自分の作文を添削してもらう

ここが最も効果的な使い方です。

例えば、自分でこんな作文を書いたとします：

例文（高校生が書きそうな解答）

I agree that students should study abroad.
First, they can learn English. Second, they can meet many people.
So I think study abroad is good for students.

これをChatGPTに次のように入力します。

プロンプト例

以下の英検2級ライティングの作文を添削してください。
採点基準（内容・構成・語彙・文法）ごとにコメントしてください。
また、改善した模範解答も80語程度で書いてください。

👉 ChatGPTの添削結果（例）

  • 内容：意見と理由はあるが、理由が浅い
  • 構成：基本の流れはあるが、接続詞が単調
  • 語彙：「good」「learn English」など表現が単純
  • 文法：「study abroad is good」→「studying abroad is good」が自然

改善版（模範解答）

I agree that students should study abroad. First, they can improve their English skills by using the language every day. Second, they can learn about new cultures, which helps them become more open-minded. For these reasons, I believe studying abroad is very beneficial for students.

👉 このように、 添削コメント＋模範解答 がもらえるので、自分の弱点がすぐ分かり、すぐに修正できます。

④ 模範解答を比較して学ぶ

模範解答と自分の作文を比べることで、

  • 語彙の幅を広げる（beneficial, improve, open-minded）
  • 文法の自然さに気づく（studying abroad is〜）
  • 接続詞のバリエーションを増やす（First, Second, For these reasons）

といった学びが得られます。

英検2級ライティングで点数をもぎ取るテクニック

  1. 接続詞を使い分ける：「because」「for example」「as a result」などを活用
  2. 難しい単語より正確さ：「complicated words」より「simple and correct English」
  3. 時間配分を守る：練習では20分以内に仕上げることを意識
  4. ChatGPTで練習→添削→改善 のサイクルを繰り返す

大学受験にも直結する英検2級ライティング

英検2級ライティングの力は、 そのまま国公立大学の自由英作文対策 になります。

  • 論理的な構成力
  • 基礎的な文法力
  • 表現の幅

これらは共通テスト英語や二次試験で求められる力と同じです。

「英検2級合格を目指す＝大学受験の基礎を固める」ことになるので、ぜひChatGPTを最大限に活用してください。

まとめ

英検2級ライティングは「型」と「表現の幅」を押さえれば得点源になります。
ChatGPTを使えば、

  • アイデア出し
  • アウトライン作成
  • 添削＋模範解答
    をすべて無料で効率よく練習できます。

高校生や大学受験生にとって、英検2級ライティングは単なる試験対策を超えて、将来の英語力につながる大切なステップです。AIを味方につけて、ぜひ得点をもぎ取りましょう。

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